時給の相場と頑張りが認められる社会に
地域によって時給の最低相場額というのは異なりますが、都市部に行くほど高くなるのは間違いないと言えます。都市部であれば、最低でも1時間当たり800円からというところ、地方に行くと730円程度からスタートということも珍しくありません。同じような内容の仕事でも、やはり都市部は忙しく、仕事量も多いということになるのでしょう。1時間いくらで働いている以上、頑張ろうとサボろうと1時間あたりでもらえるお金は一緒となれば、人間、頑張る人とサボる人の両方に分かれます。そのとき、頑張る側に入った身としては、やはり頑張りを見ててくれる存在がいてほしいと思うのは当然です。その結果、たとえば同じ時期に採用され、同じ時給で働きだしたとしても、頑張る人の時給はどんどん上げていってくれるような社会になってくれたらと考えます。誰かを上げたなら、その分だけサボる人の時給を下げてもいいくらいです。それが資本主義の世界の厳しさだということを、時間給労働者にも実感してもらうくらいでいいのかもしれません。そうすることで、働く者同士の間で軋轢が生まれてしまうかもしれませんが、その時こそまた、雇用する側として頑張る人を守ってほしいという気がします。
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